仕事でミスばかり。でも“才能とは違う”と言われて

仕事と私

仕事でミスばかりしていると、心底落ち込んで、
「私ってバカなんだ」
「この年齢で、無理なんだよ、そもそも」
「周りもきっと、仕事できない人って
 思っているに違いない」

もう私自身に嫌気がさして、
朝、自分の顔を見るのさえ苦痛な時期がありました。

ミスって、努力してない証拠?

「ミスは努力が足りないから」
「集中力がないから」
「地頭が悪いから」
そう思っていた私にとって、
ミスは「アホの烙印」を
押されているようなものでした。

でも本当は、真剣にやっているんです。
一生懸命にやっていても、ミスをしてしまうんです。

努力が足りないのか?
地頭が悪いのか?
私はそれを確かめたくて、
仕事を続けました。

ミスは才能とは違います

その言葉を初めて聞いたのは、
心が疲れて、
もう立ち止まりたくなった頃でした。

仕事の量が増え、いろんなミスをしてしまう、
自分がまるで「できない人間」のように
思えていました。
そんな矢先、この言葉に出会いました。

友人がくれたその一言は、

「ミスは才能とは違います」

ミスは、自分の価値を下げるものじゃないから
と言ってくれて、
私の心は、パッと明かるくなりました。

最初は、私を励ますための
こじつけなのかと思いました。

しかし、その言葉の意味は、
ミスをすると、いろんなことに結び付けて
自分を否定してしまうけど
ミスと他のことは別だということでした。

ミスをして、自己否定ばかりしていると
どんなに才能があっても、
才能は開花しませんよね。

ミスと才能を区別して考えないと
仕事を続けていく意欲を損なってしまう。
意識を高くもってほしい、
と願う友人の言葉だったのだと思います。



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