職場でふとしたときに、自分が“自信なさげ”に見られているのでは…と感じることはありませんか?
私は、まさにそんなタイプです。
分からないことを聞くのも躊躇してしまいます。
あとから「ああ、またオドオドしてしまったな」と落ち込むことも多々あります。
でも、そんな私の“態度”や“表情”は、周囲にはどう見えているんだろう?
そして、もし私のように「自信がないまま働く人」がいたとしたら──
それは、どう捉えられているんだろう?
今回は、自分の経験と少しの考察を交えて、
“オドオドした人”や“愛想笑いで隠す人”が、職場でどう映っているかをまとめてみました。
オドオドしている人はどう見られている?
私は、自信のなさから、声が小さくなったり、動きがぎこちなくなってしまうことがあります。
そんな様子が周囲からは、
「頼りなさそう」
「ちゃんと理解できてるのかな?」
「不安そうで、任せるのが心配」
といったイメージに映っているかもしれないな…と気になります。
説明を求められたときに、曖昧な返答をしてしまうと、
「頼りなさ」「準備不足」「理解が浅い」──そんな評価につながってしまう気がするんです。
それに、自信のなさから“確認のためのひと言”が出せずにいたら、
「受け身だね」「指示待ちタイプだね」なんて言われたこともありました。
防衛の笑顔は、打算的な作り笑顔でしかない
仕事のやり取りでも、普段の会話でも、自信のなさを「笑顔」でカバーしようとしようとしてしまいます。
ニコニコしていれば、仕事で聞きやすかったり、ミスしても強い口調で指摘されないかもしれない、
と防衛している打算的笑顔なんです。もうそんなのバレバレです。
仕事が出来ることと、笑顔はなんの関係もありません。
周りからみたら、ヘラヘラしているようにしか見えないかもしれせん。
この“防衛の笑顔”は、必ずしもポジティブに受け取られるとは限りません。
空気が読めていない。軽く見える。真剣に向き合っていない印象を与える。
といったネガティブな評価になってしまうこともあります。
損な印象を与えてしまうことも
オドオドしている人は、攻撃的ではないぶん、「優しそう」と思われることもあります。
けれどその一方で、意思表示がはっきりしないことで、
「何を考えているか分からない」
「コミュニケーションが取りづらい」
という印象を与えてしまうこともあるのではないでしょうか。
私自身も、自信のなさから“確認の一言”を躊躇してしまい、
結果として返事があいまいになったり、説明がうまくできずに緊張してしまったり・・・・。
気づけば、返答が「言い訳がましく」なっていた・・・・なんてことも。
仕事では、「伝える」「確認する」といったやりとりが信頼につながる場面が多いですよね。
だからこそ、そこがうまくいかないと、
誤解されたり、最悪の場合“ぞんざいに扱われている”と、肌で感じることが出てきます。
自信がなくても、ちゃんと伝えられる人になりたい
私は、表面的に自信があるふりをするよりも、
たとえ不安を抱えていたとしても、
「誠実に伝えること」を大切にしたいと思っています。
まずは、分からないことをそのままにせず、きちんと質問すること。
「すみません」が口癖にならないように、落ち着いて言葉を選ぶこと。
焦らず、要件を整理して伝えること。
そうした一つひとつの積み重ねが、
私にとっての「信頼される人」への道のりだと思うのです。
たどたどしくてもいい。
声が震えてしまっても、オドオドしてしまっても。
大切なのは、「ちゃんと伝えたい」という気持ち。
それさえあれば、きっと誰かには届く。
だから今日もまた、少し自信なさげに出勤する自分に、
小さなエールを送りながら──
「それでも誠実に働こう」と、静かに思っています。