「まだ、居たんですか?」冷たい一言に揺れても、私の立ち直り方

仕事と私

「まだ、居たんですか?」
帰り際に、上司からそう声をかけられました。
ちょっと冷たい口調で、そして怒っているようでした。

「さっきから、ここにいたんですけど・・・」心の中ではそう答えましたが、
口に出すことはできませんでした。
分からないことを聞いただけなのに――。この道20年以上の上司からしたら、私の質問は呆れるような内容だったのだと、その時分かりました。

質問する時のスタンス

上司に分からないことを聞く時は、事前に調べて、それでも分からなかったから質問している、というスタンスをとっています。

「ここが分からないから教えてくださ~い」なんて、軽いノリでは教えてもらえません。
そんな聞き方をしたら、
「これは、これで調べてッ。ここは、あれを読んで調べてッ」と言われた挙げ句
プイとソッポを向かれてしまいます。

しどろもどろにならないように、頭の中を整理し、点数本には付箋紙を貼ったり、プリントアウトしたものにはマーカーを引いたり、順番よく話を進めていきます。

ここまでは調べて分かったけど、ここから先がわからないということを伝えます。

「まだ、居たんですか?」

今回の件は、私の質問の内容があまりにも稚拙だったのでしょう・・・。
上司からすれば「なんでそんなことが分からないの?」と、疑問を通り越して、不愉快になったのかもしれません。

でも、今回の内容は、今まで処理したことがありませんでした。
上司からの簡単な説明だけでは理解できず、まだ詳しく聞きたくてデスクに残っていたのですが、
「まだ、居たんですか?」と、冒頭の言葉です。

もう一度、説明してもらい、一言一句取りこぼしがないよう、メモをしました。
そして
「こんなに詳しく説明を聞いたのは初めてです。ありがとうございました」
と言いました。

率直な気持ちの境目

「こんなに詳しく説明を聞いたのは初めてです」と言った私のこの言葉は、率直な気持ちでしたが、冷静になって考えると、言い訳になったような気もします。
私は決して、「この質問をした私は悪くない」と正当化したかったわけではないのです。

もしかしたら、上司は「4年目なのに、知らなかったことが恥ずかしくないの?」と受け取ったかもしれません。

それに加えて、あからさまに不機嫌になっている上司の機嫌をとったみたいで、後味の悪さが残りました。機嫌を取るつもりはなかったのですが・・・・。

顔色ばかり伺いたくない

怒っていないかな、機嫌は悪くないかな――。
気弱な私は、つい相手の顔色を伺ってしまいます。
今回のことも、このような気持ちがベースにあるので、後味の悪いものになったのだと思います。

これから先も、上司に聞かなければわからないことは出てきますので、
その時は、後味の悪い言い方にならないよう気をつけます。

顔色を伺いすぎず、かといって横柄なをとるとかではなく
淡々と誠実に向かい合おうと思います。

私の小さな立ち直り方

こういう出来事があると、家に帰ってからも言葉が頭の中でリフレインして、やるせない気持ちが残ります。晩ご飯を作りながらも、動画を見ながらも、なかなか消えてくれません。

でも、私は「書くこと」で少しずつ立ち直れるのだと気づきました。
言葉にして整理すると、落ち込んだ気持ちがやわらぎ、自分の中に小さな芯が戻ってくるのです。

私は気が弱くて、すぐに折れてしまう。
それでも、折れてもまた立ち上がれることが、私の強さなのだと思います。

だからこそ、顔色ばかり伺わず、誠実に淡々と向き合う。
胸を張るほどの自信はなくても、小さく背筋を伸ばして――。
私は私のままで、また凛と立ち直っていこう。

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