私が取り入れているのは
ネドじゅんさんの
『2か月で人生が変わる
「右脳革命」(KAOKAWA)』の中の
これで「しあわせ脳」へ!1か月のホームワーク
朝、『未来ピン』を立て
気づきや発見があった時に
『自動思考を解析する』というワークです。
(毎晩、解析する必要はありません)
「どんな気持ちが湧いたか」
「それがどのくらいの時間が続いたのか」
「なぜそう思ったのか」を振り返ってみるものです。
“自分の思考の傾向やクセに気づく”ので、
適切な対応がわかってきます。
これが、このワークの価値だと思っています。
実際に、私はこう書いていました
最初の頃は、ピンを3つ立てていました。
・10分間エレベーター呼吸法をする
・公園にお散歩に行く(お休みの日限定)
・寝る前にネドじゅんさんの本を読む
その日のうちに自動思考解析をしていました。
→これからのことを不安に感じてしまった。
→仕事の人間関係のことを考えてしまった。
別の日には、
・安心した気持ちで仕事をすること
・銀行に行って、交通費を下ろして、記帳も兼ねること
・お昼休みにお散歩に行くこと
クリアできたことは、〇をつけていました。
それに対する自分の思考
私は、相手の強い口調に
不安を感じたり、少しイラッとしたり、
することが多かったのです。
そのたび、過敏に反応していました。
相手がどんな意図で言ったのか、
考えようともせず、
私は自分の感情だけで、
相手の言葉を決めつけていたのです。
ただの指摘だったのかもしれないのに。
仕事なのだから、
もし間違っていたり、
処理が適切でなければ、
指摘されるのは当然のこと。
それなのに私は、心の中で
すぐに「不快感」を感じてしまっていたようです。
自分の感情と向き合うこと
「自動思考解析ノート」を書き続けているうちに、
少しずつ、それが苦痛に感じるようになってきました。
なぜなら、
そこに書かれていく内容は、
自分が不愉快に感じたことばかりだったからです。
「あの人の言い方が嫌い」
「あんな強い言い方、しなくてもいいのに」
「もっと優しく、分かりやすく言えないのかな」
そんなふうに、
ノートの中がモヤモヤした言葉で埋まっていきました。
心の中も、
不安や苛立ちでいっぱいになる日がありました。
それでも、私はネドじゅんさんの本の中にあるワークを
少しずつ、気づいた時、続けていました。
- エレベーターの呼吸
- 今ここの呼吸
- 思考改行エンターキー
本を何度も読み返しながら、
「この気持ちから抜け出すヒントが、どこかに書いてあるはず」
と、まるで救いを探すようにページをめくっていました。
そんな中で、
私にとって一番やさしく取り入れられたのが、
「今ここの呼吸」でした。
過去の出来事を悔やんだり、
まだ起きていない未来を不安に思ったりせず――
「今ここ」にいることを、ただ意識する。
それだけで、
少しずつ、心の中が静かになっていく感覚がありました。
自動思考”は止まらないけど・・・・
自動思考は、相変わらず止められないほど
勝手に湧いてきます。
でも、その思考とどう向き合うかは、
自分で選べることに気づきました。
それが、このノートを書き続けて
見えてきたことです。
感情を整理できると、
「明日は今日ほど不安にならないかもしれない」
と思えるようになりました。
自分の思考の傾向やクセに気づいたことで
“他人と自分との関係”が
少し優しくなったと感じています。
相手を悪者にしない
私が被害者にならない
生きやすさのコツを一つ掴んだ本でした。
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