季節外れのうぐいすの鳴き声

日々の小さな幸せ

梅雨かもう少し暑くなった季節の頃の話でしょうか? 

兄が農作業をしていたら、うぐいすの鳴き声が
したそうです。

「ホ~ホケキョ」

兄は、
「この時期に、まだ鳴いているなんて」と
うぐいすに思いを馳せたそうです。

まだ、嫁さんがみつかっとらん

そして、兄は私にこう話してくれました。

「今頃、まだ(うぐいすが)鳴いているということは
 まだ、嫁さんがみつかっとらんていうことじゃね?」

「かわいそうに。早く嫁さんが
 見つかるといいなぁと思ったとよ」・・・・と。

うぐいすが夏になっても鳴き続ける理由

ネットで調べてみたら、こんな事がわかりました。

うぐいすは春だけに鳴くのではないそうです。
春から夏にかけて繁殖期が長いことや、
一度繁殖に失敗すると、夏や秋頃まで
「ホーホケキョ」と鳴き続けることもあるそうです。

オスはこの鳴き声で
“メスへのアピール”と同時に
“縄張り宣言”をしているそうです。

だから
オスは夏になっても鳴き続けるんですね。

うぐいすを擬人化できる兄

適齢期に結婚した兄は、
一人暮らしの寂しさは知らないはずです。
お嫁さんがみつかっていないだろう
うぐいすに何を思ったのでしょうか?

「結婚ていいぞ~。
 お前も頑張って、
 早く嫁さんをみつけろ」

一人暮らしのうぐいすの行く末を
心配したのでしょうか?

遠回しに私に言った訳ではありませんよ。
私は結婚しているので・・・あしからず・・・・

季節外れのうぐいすの鳴き声に
心を傾ける兄は、情緒があるなと思いました。

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