寝る前に動画をだらだらと見てしまう

夜、ついついスマホや動画を見てしまうことありませんか?気づけば寝る時間が遅くなってしまった…なんて経験、私もたくさんあります。

脳が欲するドーパミン

なるはやで対応してもらおうとする女性クライアント

昼間は仕事や家事に追われ、一人の時間「自分だけの自由な時間」ができるのは、私の場合 夜9時以降です。明日の準備を確認した後、さっさと寝てしまえばいいものを

なんだかこのまま寝てしまうのはもったいないような気がするんですよね。

身体が疲れると甘い物を食べたくなるように、動画を見たくなるのも脳が何かを欲しているような気がします。いずれもドーパミンが出るわけですが、

私はなぜ寝る前にドーパミンを欲するのでしょうか?

3時のあなた

例えば、「3時のあなたぁ~♪」みたいなワイドショーネタを見たいのかもしれない。「人の不幸は蜜の味」「隣の芝生は青く見える」

テレビが動画に変わっただけのような?!

「あの人より、まだ私のほうがまし」

「羨ましいなぁ。なのにこの私ときたら、なんて不幸なのかしら?」

とか思いながら、ふつふつとした感情を消化しようとでもしているのでしょうか?

重要な情報や出来事を見逃すことへの不安感

特に悩み事やストレスを抱えているときは、

「今の私に必要な情報があるんじゃないかしら?」「何か見逃していないかしら?」と心が探し求めています。

「何か見逃しているのではないか?」という不安感から、SNSやニュースをチェックする行動が止められないんです。

現実逃避

悩みや不安から逃れるために、動画やSNSに夢中になるのは「現実を忘れたい」という気持ちが働いているんでしょうね。面白い情報や刺激的なコンテンツを見ているときは、嫌な出来事を忘れるまではないにしても、小さくなっていますから。

視覚的な刺激でドーパミンが出そうとしている私

嫌なことがあると不安になって、「こんなことがいつまで続くのかしら?」
特に仕事でミスをすると、「私ってダメだな」「またミスをした」「職場の人に仕事ができない人と思われてるかも?」と、自己嫌悪に陥り、心の中にぽっかりと穴が空きます。

その隙間を埋めるように、いろんな動画を再生する。

映像の刺激が一時的に気を紛らわせてくれるし、落ち込む気持ちを忘れさせてくれるから、ついつい動画を見てしまうんです。

それで、仕事のミスが減るわけでもないし、仕事力がアップするわけでもないのに。
その努力はせずに、気持ちだけ軽くしようとしているんです。簡単にドーパミンが手に入る方法を選んでいるんですよ、私。

現実からの一時的な避難場所

心の隙間を埋めようとする欲求は、人間にとって自然な感情だと思いますが、動画を見ることが習慣になってしまい、自分が何を求めているのか、本当に求めているものが何かわからないまま、時間だけが過ぎていってます。当然、こんな手軽な方法で、肝心なところに辿り着けるはずがありません。本当に自分が埋めたい隙間を埋められずに日々を過ごしているんです。

動画の中で彷徨よいながら、いろんな情報を頭に詰め込み、これで別の私、ダメじゃない私、になれるような気がしているんです。動画は私にとって、現実からの一時的な避難場所です。

もっと別の方法で、心を満たす方法はたくさんあります。でも、こういう避難場所を1つ確保しておくのも良いんじゃないかなぁ❓🤔と私は思っているんです。

動画は心を休めるアイテム

動画を見て、私の心の隙間を埋められたのか、私の不安や悩みを解決できたのか、私に必要な情報を得ることができたのかどうかはわかりません。

でも、ある程度 動画を見ると「もう寝よう」と、思えるのです。

これは簡単に手に入れたドーパミンの作用なのかもしれません。

動画を見過ぎて自律神経が乱れて寝不足になったり、それで体調不良になったり、昼間仕事中に頭がボーっとしてミスをしたりするのは、良くないですけど。

一日のうちの何十分間、現実的なことから離れて、心を休める時間は大切だと思っています。私にとっては、それが動画なんです。

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