「暑さ寒さも彼岸まで」…お彼岸にお墓参りをする理由

日常の気づき

この2,3日、雨が降ったので、少しだけ朝は涼しく感じるようになりました。

来週末はお彼岸の入りですね。少しは昼間も涼しくなるのでしょうか?
人は暑く感じていても、不思議と自然は、その頃を知っています。

街中で生活していても、街路樹に紛れて咲いている草花に
「あら、もうそんな季節?」と教えられることがあります。

※彼岸花の写真は、今年撮影したものではありません。

お彼岸にお墓参りをする理由

お彼岸には、お墓参りをする習慣がありますね。
「どうしてだろう?」と、私はずっと不思議に思っていました。
だって、ちょうど一か月前にはお盆でご先祖さまを迎えたばかりなのに……。

調べてみると、それには春分と秋分が関係しているそうです。
仏教では、私たちが暮らすこの世界を「此岸(しがん)」、
悟りの世界を「彼岸(ひがん)」と呼ぶのだとか。

春分や秋分の日は、太陽が真東から昇って真西に沈むため、
此岸と彼岸がもっとも通じやすい時期と考えられてきました。
だから、この時期にお墓参りをして、ご先祖さまに思いを届けるようになったそうです。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉には、
季節の変わり目に、自然とともに暮らしてきた人たちの願いや思いが込められているのですね。

(出典:『お彼岸にお墓参りをする理由』/All About → https://allabout.co.jp/

彼岸にいるご先祖様たちへ

この年齢になると、だんだん、ご先祖様が増えていきます。
祖父母、父、母。兄も・・・。

此岸と彼岸がもっとも通じやすい時期と言うのであれば、何か語りかけてみようかな?
普段から、何気なく話しかけていますが。

ご先祖様の喜びそうなお供え物をあげて、いつもより丁寧に手を合わせてみようかな?

タイトルとURLをコピーしました