久しぶりに同僚のパートさんに声をかけられ、ランチタイムを一緒に過ごしました。
そこには、新しく入ったばかりの若いパートさんもいて、自己紹介をしてから、お喋りが始まりました。
ところが、その内容に私は少し首をかしげてしまいました。
話のネタ
同僚のパートさんが、新しいパートさんに向かって、こう切り出したのです。
「以前、この人の部署にいたパートさんが、すごく面倒な人だったんだよ。ねえ~」
話の続きを私に振ってきたのです。
すぐに誰のことか分かりました。
その人はもう1年近く前に退職していて、確かに一緒に働いていた時はやりにくさを感じていました。
私は当時、その同僚に時々愚痴をこぼすこともありましたが、口に出すたびに「ごめんね、悪口みたいになっちゃって。不愉快にさせてない?」と断りを入れていたのです。
だからこそ、新しいパートさんの前で、彼女にその話を促されたとき、とても戸惑いました。
「初対面の人に、そんな話をするつもりはない」
そう思い、私は黙っていました。
それでも同僚は「大変な人だったのよね!」と私に言わせたがります。
仕方なく、「精神年齢が幼くて…中坊みたいな人だったの」とだけ答えましたが、それだけでも後で後悔しました。
話を盛り上げる材料にされた残念さ
同僚のパートさんに悪気はなかったと思います。
“ネタ”として過去の話を引っ張り出し、場を盛り上げようとしただけなのでしょう。
本人は「場を温めている」つもりでも、実際には場を白けさせることもあります。
私としては、彼女とは「愚痴を聞いてもらう相談」と「陰口」の線引きをしながら話をしてきたつもりでした。
でも、その線引きは彼女にとっては曖昧で、話を盛り上げる材料にしてしまったのだと思います。
終わりに
「相談」と「陰口」は紙一重。
同じ言葉でも、どう受け取られ、どう使われるかで意味が変わってしまいます。
自分の口から出る言葉は、後で自分自身を苦しくさせることがあるんですよね。だからこそ、誰とどんな場面で話すのか、慎重にならなければいけないと感じました。
また、その場で「その話をするつもりはない」となんらかの意思表示もすべきだったのかな?とも思っています。
今回は、そのことを改めて学んだ出来事でした。
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