最後に有給を、自分の心のために使った一日

仕事と私

今日は、在職最後の有給休暇を取った。

3月に入ってからも、ほぼ毎日残業をして、
やっと3日ほど前に、有給休暇が取れる目途が立った。

でも、上司の忙しさを思うと、
休むことに心が痛んでいた。

退職すれば、その後は当然、休みになる。
それなら、もう有給は取らなくてもいいのではないか。
そんな考えも、頭の中をよぎっていた。

金曜日の真夜中から土曜日の朝方にかけて、
ズキンズキンとする頭痛で何度も目が覚めた。

熱がないのは分かる。
仕事の疲れや、気の張りが続いていたせいかもしれない。

そのとき、月曜日に出勤しない理由を、
どこかで探している自分もいたように思う。

少し前までの私なら、
きっと出勤していたと思う。

仕事の遅れも気になるし、
上司が困っている様子も、
なんとなく伝わってくる。
だから、
少しでも助けになればと考えてしまう。

大きく感謝されるわけではないけれど、
ふとした反応で「助かった」
と感じているのが分かると、
それで十分だった。

そうやって、
「自分が動けばいい」と思うことで、
自分の価値を見出していった。

誰かの役に立っていると感じることで、
自分はここにいていい、と安心できた。

そうしているうちに、
これまでのミスのことも、
少しずつ気にならなくなっていった。

あんなに辞めたいと思っていた頃の自分とは、
もう違うところにいる気もしている。

でも今日は、
上司がどう思うかよりも、
自分がどう過ごしたいかを選んだ。

もう十分やってきた、
と言い切れるかどうかは分からない。
もしかしたら上司は、
「今日出勤してくれたら十分だった」
と思うかもしれない。

助けたい気持ちはある。
それでも、最後の最後に心は動かなかった。

これまでやってきたことは、
ちゃんと積み重なっていると思う。

でも今日、出勤しなかったことで、
自分の価値が少し変わったとしても、
それはそれでいいと思った。

だから今日は、
「自分を裏切らない日」という選択をしてみた。

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