言葉の強い人がいても、空気が壊れない職場

仕事と私

昨日、職場で交わされる不満話について書きました。

悪口ではなく、空気を抜く会話。
先生の言葉に驚いた時、
スタッフ同士で軽く言葉を交わし、また仕事に戻る。
そのカラッとした空気に、私は救われています。

ここには詳しく書かないだけで、
先生の口からは、
驚くような言葉が一日に何度もあります。

あれだけ昔気質の先生がいるのに、
どうしてスタッフの人たちはこんなに良い人ばかりなのだろう。

普通なら、その職場の空気は
もっと重くなってもおかしくないはず。
誰かが傷つき、誰かが我慢し、
誰かが不満を溜め込む。
そのうち、スタッフ同士までギスギスしてしまう。

先生がいなくなったあと、
「今の何だったの?」
「さっきのは、ちょっとひどかったよね」
そんなふうに言い合うことがある。

けれど、それは誰かを責め続けるための言葉ではない。

その場で受けた圧を、みんなで一度外に出す。
そして、また仕事に戻る。

なぜ、この職場はそれができるのだろう。

もしかして、先生の強烈さが、
みんなにとって共通認識になっているから?

誰か一人だけが傷ついているのではない。
誰か一人だけが「自分が悪いのかな」と抱えているのでもない。

みんなが、
「ああ、先生はああいう人」
と分かっている。

むしろ、同じ空気を受けているからこそ、
スタッフ同士が自然に横につながっているように感じる。

小さな職場だから、逃げ場が少ないという面もあるかもしれない。
先生の言葉が強ければ、その空気はすぐに全体へ伝わる。
けれど、小さな職場だからこそ、
誰かの表情にも気づきやすいのかもしれない。

「あ、今の言葉で固まったな」
「びっくりしたよね」
「でも、あなたが悪いわけじゃないよ」

特に、大げさな励ましをするわけではない。
「大丈夫?」と声をかけるわけでもない。

でも、
言葉にはしなくても、そんな空気が伝わってくる。
それがあるだけで、働きやすさはずいぶん違ってくる。
職場の空気というものは、
一人の人だけで決まるわけではないのだと思う。

たしかに、どの職場にも強い人はいます。
声の大きい人もいます。
自分だけの価値観を、そのまま通す人もいます。

でも、そういう人がいるからといって、
職場全体が必ず悪い空気になるとは限らない。

上に立つ人が、
その職場に与える影響は大きい。
けれど、それだけで職場の空気が決まるわけではないのだと、
この職場で働いて分かりました。

先生の強烈さを受け流す、
スタッフの人たちのカラッとした明るさが、
この職場を支えているのかもしれません。

強い言葉を使う人がいるかどうかだけで、
働きやすさは決まらない。
その人の周りに、
どんな人たちがいるのか。
それによって、職場の空気は大きく変わる。

今の職場で、私はそのことを感じています。

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